Ⅰ.開催日時
新型コロナウィルス感染予防より、書面審議会として審議事項を審議委員のかたに配布、2021年5月31日(月)返信締切として実施。
Ⅱ.開催場所
書面審議会として実施。
事務局 ㈱ニセコリゾート観光協会 放送事業グループ ラジオニセコ 担当:小林 愛菜
Ⅲ.出席委員(敬称略)
坪井 訓委員長、小貫 理委員、望月 岳志委員、篠原 圭委員、越湖 明美委員、山内 あゆみ委員 全6名
※書面審議会のため全員出席
Ⅳ.放送局側対応者
代表取締役 下田 伸一、放送事業担当取締役 山本 契太、放送局長 宮川 博之、放送局員 中鉢 優月、放送局員 小林 愛菜、放送局員 木村 先見
Ⅴ.議 題
以下の各番組について、審議員のみなさんから意見を伺いました。
質問① 各番組をお聴きいただき、番組について何かご意見はございますでしょうか?
質問② ①で「ある」とお答えになった方は、番組の内容について、ご意見等のご記入をお願いいたします。
質問③ その他、番組提案などありましたら、ご意見ください。
回答 意見有り 2名 / 意見無し 4名
「試聴いただいた番組」
・番組「Brand New Saturday」
2021年4月24日(土)放送分(パーソナリティー:宮川 博之、中継担当:小林 愛菜)
・番組「ニセコモーニング」
2021年4月23日(金)放送分(パーソナリティー:宮川 博之)
・番組「Kira 綺羅 Niseko」
2021年4月19日(月)放送分(パーソナリティー:中鉢 優月)
Ⅵ.審議事項 ~委員のみなさんからのご意見~
1、「Brand New Saturday」について
①今回の放送分では、少し「えー」という言葉が多かったように思います。
《今後の対応について》
ご指摘ありがとうございます。口癖やつなぎ言葉(ご指摘いただいた「えー」など)が多すぎると、肝心の話の内容が聴きづらくなることもあるかと思います。各パーソナリティで自分の番組を聴き直し、意識して癖をなくしていくほか、パーソナリティー同士でも指摘をしあい、聴きやすい放送を目指していきます。
《下田代表取締役からのご意見》
私の個人的な意見ですが、各パーソナリティの口癖やつなぎ言葉などはそれぞれあろうかと思いますが、とても心地よく聴けているので、逆に個性として矯正しすぎず、人間身溢れる感じも残してほしいと思います。
②新規就農者 中村さんの農場を訪ねての実況放送。日ごろ、地域で接触のある農業者の肉声を、ラジオを介して聴くと、近くにいながら知らなかったことがいくつもあり、このコンテンツの意義を改めて感じました。元気いっぱい、農業に自身の希望を乗せて伝える中村さんの元気な声は、朝の番組にふさわしいコンテンツでした。
ホームページの「放送後記」も良いです。放送と連動した「メディアミックス」で、取材対象の日常がよく伝わります。
《今後の対応について》
「聴くだけじゃない 出るラジオ」として幅広い町民の方にご出演いただく中で、ニセコ町の一大産業である農業に携わる方の声を伝えることは欠かせないと思います。今後も、新型コロナウイルス感染拡大状況を見極めながら、そのほかの農場にも伺って、農家の方の声や作業の様子などを中継でお届けしていく予定です。
また、ホームページの「放送後記」については、ニセコの観光情報の発信にもつながると考えておりますので、今後も継続して掲載していきます。
③ニセコ町の農家へのインタビューは良いと思います。
《今後の対応について》
今後も、ニセコエリアの色々な農家さんの畑に伺って、季節ごとに様々な農場の様子を伝えていきたいと考えています。
《下田代表取締役からのご意見》
コロナ禍において『聞くだけじゃない出るラジオ』の町民出演が制限される中、農業者を訪ねてのインタビューなどはとても評判が良いと思います。中村さんの農地開拓の部分や作物の今後の育成も楽しみです。元地域おこし協力隊の次のステージとして注目も高いと思いますので、町民と現役隊員、今後ニセコ町に着任希望の隊員候補の方々にも良い刺激になると思います。聴くだけじゃない出るラジオ、あなたの元へもお邪魔します!というようなイメージが伝わってきました。
《山本取締役からのご意見》
出るラジオとして、町民パーソナリティだけではなく、こちらから迎えに行く「インタビュー」はやはり重要と思います。その点で農業者のインタビューが良かったとの意見はうなずけます。
少しこだわりたいのは、古くから住んでいる町民へのインタビューも増えるといいなと思います。比較的最近お越しになった住民は、思いもあってニセコへ来たので、話を聞き出しやすいと思います。話も面白く、人となりを知るにもラジオは貴重な機会になっています。一方で昔からお住まいの方は表面上「特に話は無い」ように見えるかとも思いますが、深いところの話をぜひ聞きたいところです。
新旧上下前後左右老若男女の町民の思いをつむげるのは、いまやラジオニセコに頼るところが大きいと思います。
2、「ニセコモーニング」について
①「ニセコ町防災通信」について、青田防災専門官のかっちりとした語り口は、パーソナリティーの宮川さんがタイミングよく挟む質問や合いの手で、かなり親しみやすいコンテンツになっています。ありきたりな防災知識のお話かと思って聴いていると、なかなか聞けない青田さん(宮川さん)の経験談もあって、思わずおしまいまで聴いてしまいます。青田さんの緊張された口調も、経験を積むことによって、遠からずきっと柔らかいものに改善されると思います。
《今後の対応について》
ラジオニセコの大きな役割のひとつに、災害時にきめ細やかな情報を発信することがあります。しかし、町民の人命や財産を守り、安心安全な生活を作るためには、災害時だけでなく、平常時から防災に関する情報を発信していくことが大切だと考えます。防災に関する専門的な知識をお持ちの青田防災専門官のお力を借りながら、今後も継続して放送をしていきたいと思います。
3、「Kira 綺羅 Niseko」について
①「協力隊のニセコが好きだから~!」について、国内外での豊かな経験を持つ地域おこし協力隊の皆さんが、ニセコ(の良さ)を俯瞰的に見つめるまなざしに新鮮なものを感じます。協力隊の皆さんのこれまでの経歴や、日ごろのお仕事の一端をうかがい知ることができる、意義深いコンテンツのひとつだと思います。
《今後の対応について》
ニセコの様々な声をお届けする番組として、町外からお越しになっている地域おこし協力隊の皆さんの視点からのお話を届けることは大切なことだと考えます。町のために活動し、今後町を盛り上げていってくれるであろう協力隊の皆さんと、町民の方との距離が少しでも近づくよう、今後もコーナーを継続していきたいと思います。
4、その他、全体を通して
①「役場臭さ」が抜けていないと感じました。それはリスナーが求めているものでしょうか?
《今後の対応について》
ご指摘ありがとうございます。もちろんニセコ町役場からお金をいただいているお仕事として「ニセコ町役場からのお知らせ」や議会放送、災害時の対応などは行わなければならないものです。地域のコミュニティFMとして、そのような公的な情報を発信することも大切ですが、情報発信とは別に、番組への出演や中継などは行政関係に限らず、より広く民間企業や一般の町民の方にも関わっていただけるよう、努力してまいります。
②魅力あるコンテンツ作りに取り組んでいるラジオニセコの皆さんのご努力が実りつつあるように感じています。敬意を表します。
《今後の対応について》
ありがとうございます。今後も楽しい番組、有益な番組を作成することで町民の方々に興味を持っていただき、ニセコ町内に様々なコミュニティを形成できるよう尽力してまいります。
など、ご意見を頂戴いたしました。