にぎやかなニセコの夏も過ぎ、仕事もまだまだ忙しいものの、たまにはゆっくりとした時間を過ごしたいとおもい、音連れで訪れた場所。そこには、ひとの想いがたくさんつまった場所でした。
そこでは、なぜかゆっくりとした時間が流れている感じがして、音が自然なんです。(へんな表現ですね。)ワインとなるぶどう、それが自然の中に、より自然にちかく育っている。ひとのすることといえば、そのぶどうが美味しくなるよう手助けをするだけ。雑草もふくめ、自然のままということは、ぶどうにとっては厳しい環境でもあるなか、ぶどうの「力」を信じて本当に倒れそうなときだけ手を貸す。でも、それっていちばんよく近くで見ていてあげるからこそですよね。意外と、何もしていないようで本当はいちばん人として辛く厳しいことなんじゃないかなと感じました。人と人の関係(つながり)も、そうなのかもしれませんね。
僕は「記憶力がいいですね」とよく人に言われます。それは自分が感動したこと、感激したこと、楽しいこと、面白いことをすぐに話します。人に話すことによって、相手が喜んでくれたり笑ってくれたりすると、とても嬉しいし、それをまた誰かに話す。やがて記憶の中に刻まれていくのです。ラジオというのも、そんなとこあるのかな?みなさんもいい話や言葉をみんなに話しましょう。
そして、夕焼けの中、またゆっくりと過ごせた素敵な時間でした。みなさんも、秋せまるこの季節、ゆっくり過ごすというのはいかがですか?
もちろん、秋の味覚も。