*放送後記*
今日の”Brand New Saturday”、中継コーナーでは、
ニセコ町内2か所から
紅葉の様子をお届けしました!
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ニセコグランドホテル向かいにある甘露水の水汲み場。
誰でも自由に水を汲んで持ち帰ることができ、
今日も朝早くから、大きなボトルを持って
水を汲みに来ている方々の姿がありました。
”甘露水”という名前が生まれたのは昭和29年。
昭和天皇、皇后両陛下が北海道をご巡幸になった際、
当時は狩太町だったニセコ町にもお越しになり、
この湧き水を召し上がりました。
昭和天皇はこの冷たい湧き水を大変気に入られ、
「甘露である」とお喜びになったことから
この名前がついたそうです。
甘露水には、「シリカ」という
免疫力を保ったり、関節を強くしたり、
肌を保湿してくれたりする成分が
全国の湧き水の平均値の5倍も含まれているんです!
美容や健康にも嬉しい甘露水、
人気なのも頷けますね~。
そんな甘露水の水汲み場、
ニセコの街なかより標高が高い場所にあるので
木々の紅葉が進んでいます。
水汲み場の周りには白樺やカエデ、モミジ、つる植物など
様々な種類の植物が生えています。
それぞれが違った色づき方をしているので、
辺り一帯がとてもカラフルでした。
特に今、見ごろを迎えていたのがモミジ。
ほかの木がまだ黄色くなり始めたところなので、
真っ赤に染まったモミジがより一層際立ちました。
また、甘露水の水汲み場のそばには
”ニセコアンベツ川”という川が流れています。
水汲み場周辺は公園らしく、人通りもありますが、
こちらの橋は少し静かで、
川のせせらぎを聴きながら、
ぜひ甘露水を汲みに来た際には、
この昆布温泉橋にも足を伸ばしてみてくださいね。
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その名の通り、ニセコ町曽我地区にある、
敷地面積62000㎡の広~い公園です。
散策路が整備されていて自由にお散歩できるほか、
クロスカントリーコースがあったり、
キャンプも楽しめる場所です。
(キャンプは現在、感染症対策のため不可)
今曽我森林公園に来て、一番に目を引くのが
入り口近くの木。
おそらく、トチノキ…?
紅葉真っ盛り、
晴れた日の夕焼けのような茜色に染まっています。
園内の木々も色づき始めているほか、
すでに紅葉して落ちている葉もあり、
足元には落ち葉のじゅうたんができています。
贅沢です。
また、多目的広場からは木々の向こう側に
羊蹄山を望むことができます。
羊蹄山の木々も紅葉が始まっており、
この時期の羊蹄山の山肌には、
美しいグラデーションができています。
半分より少し上の辺りが紅色に染まり、
ちょうど羊蹄山がマフラーを巻いているよう。
これからこのグラデーションが少しずつ下に移動して、
きっと気づいた時には
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このように、ニセコ町内の色々な場所で
木の葉が色づき始めています。
今週末は穏やかなお天気となりそうですので、
温かい服装をして、
秋色に染まったニセコの景色を探しに