薄曇りですが、雲のヴェールをまとった朝日が優しく照らしてくれています。
良い週末になりそうです。
***
★神仙沼自然休養林★
ニセコ山系のなか、海抜750mの高原に位置し、多くの湖沼や湿原が広がっています。
「神仙沼」は、数あるニセコ山系の湖沼の中でも最も美しいと言われ、その神秘的な表情から神々や仙人が住むようだとこの名が付けられたと言われています。
駐車場から神仙沼までは登山未経験者の方でも気軽に歩ける木道が整備されているほか、周辺には湖沼を巡ることができる遊歩道があり、トレッキングを楽しめます。
***
本当は神仙沼のほとりから中継したかったのですが、携帯の電波が届かず…😂
中継自体は駐車場からほど近い、チセヌプリ登山口よりお届けしました。
でも、朝イチで神仙沼まで歩いてきましたよ!👣
駐車場から10分少々、草木の中を縫うように整備されている木道を歩きます。
平地では見られないような植物があったり、すでに鮮やかに紅葉している葉があったり、道すがらも自然を楽しむことができます😊
800mほど歩くと、急に視界が開けます。
神仙沼周辺は、池塘という湿原のような環境で、まるで天空のオアシス!
朝日に照らされ黄金色に輝く草たちが美しかったです✨
そしてその奥に、いよいよ神仙沼が。
朝ということもあり、ひとけが無く、とっても静か。
じっくりと自然と対話することができました。
神仙沼周辺は、紅葉スポットとしても名高く、少しずつ草木が色づき始めていますね。
風がない日は、水面に映る逆さ紅葉も見ものです🍁
***
放送局からパノラマラインを走って神仙沼まで向かう途中、数組ツーリング中の方々とすれ違いました。
神仙沼には広い駐車場やレストハウスも完備されていますので、ツーリングの途中でバイクを止めて、ちょっとお散歩するのにもぴったり◎
ご自身の足で歩いて見える景色は、バイクの上とまた違う魅力があるかもしれませんよ😉
***
★ニセコワイナリー★
ニセコ町近藤地区にある、オーガニックスパークリングワインを専門とするドメーヌです。
ブドウの栽培から醸造、瓶詰め、販売まで一貫して手掛けています。
今日は、畑の横にある醸造所にお邪魔しました。
中に入ると、大きなタンクがいくつも…!
奥にはドラム缶のような機械もあります。
収穫されたブドウは、この機械に入れられ、圧力をかけてブドウジュースが絞られます。
そのジュースはタンクに移され、酵母の力を借りてワインへと変わっていきます。
今日は特別に、搾りたてのジュースを飲ませていただきました!😲
私がこれまでの人生で飲んだブドウジュースの中で、いちばん濃厚でした。
甘み、旨み、酸味、どれをとっても濃い!!!
ニセコで育てるブドウは、特に酸味がしっかりあるのが特徴なんだとか。
短い夏の間にグッと糖度が増し、酸味が出てきたタイミングでキュッと寒くなるので、酸味が落ちる前に味が決まるんだそうです。
酸味のあるブドウは、スパークリングワインにもってこい✨
ということで、日本で唯一のスパークリングワイン専門のドメーヌが誕生しました。
***
今年は暑く、雨が少ない夏でした。
ニセコワイナリーのワイングロウアーである本間泰則さんによると、この気候はブドウにとって最高で、今年はとても良いブドウが収穫できそうとのこと。
10月前半に1週間ほどかけて、近隣の方はじめ札幌や福岡からも応援がお越しになり、のべ200名ほどで収穫作業が行われます。
目標は3~3.5トン。
これだけあっても、ワインになるとわずか4000本だそうですから、その貴重さがわかりますね。
4年をかけてじっくりと熟成され、美味しいスパークリングワインが出来上がります。
今年の美味しいブドウから生まれるスパークリングワインが、今から楽しみです😊