朝もやが次第に晴れ、青空が広がりました。
今日も暑くなりそう!🌞
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★サイクル拠点 ニセコ除雪ステーション★
道の駅ニセコビュープラザから、国道5号線を蘭越方面に300mほど走った左手に除雪ステーションがあります。
道路除雪に必要な除雪車両が格納されているほか、運転手・作業員の方々の休憩舎が併設されています。
そんな除雪ステーションを、ここ数年は夏の間、「サイクル拠点」として活用しているんです!🚴
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ニセコ羊蹄山エリアは、国際的な自転車レースであるニセコクラシックが開催されるなど、多くのサイクリストから人気のエリアです。
サイクルルートの中心に位置するのが、道の駅ニセコビュープラザ。
これまでは道の駅を拠点にサイクリングを楽しむ方が多かったそうなのですが、道の駅にはそれ以外にもたくさんの利用者がいるため、駐車場の混雑などが問題になっていました。
そこで、道の駅にほど近い除雪ステーションをグリーンシーズンに開放して、サイクリストのための発着拠点として活用し、地域のさらなるサイクルツーリズム推進に寄与できないか、取り組みの有用性等を検証する実証実験が行われています。
2019年秋にスタートし、今年で4シーズン目。
今年は10月2日(日)までの期間中、土、日、祝日と8月12日(金)、7:00~17:00にオープンしています。
サイクリスト専用の駐車場があるほか、サイクルスタンドやメンテナンスのための工具の貸し出し、無料で使える休憩スペースとトイレなど、サイクリストに嬉しい設備がいっぱい。
ぜひこれからニセコエリアにサイクリングにお越しになる方は活用していただき、サイクル仲間に広めてくださいね!📢
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★有島記念館★
有島記念館では、現在「藤倉豊明・英幸・孝幸 兄弟3人展 3人の歩いた時代(みち)」が開催されています🎨
3兄弟ともに広告デザイン業界で活躍している藤倉兄弟。
それぞれが手がけた印刷物や原画、写真作品を通して、3人の代表的な仕事が紹介されています。
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展示室に入り、まず最初に目に飛び込むのは大きなポスターたち。
藤倉豊明さんのコーナーです。
私は藤倉英幸さんの作品のイメージが先にあったので、お兄さんもほのぼのとした絵をお描きになるのかと思いきや…全然違って写実的!
豊明さんは酪農雑誌「デーリィジャパン」の表紙絵を30年以上担当しています。
続いては、藤倉孝幸さんのコーナー。
孝幸さんが故郷の景色を残したいとの思いで制作された写真集に収録された写真のほか、孝幸さんが写真を担当されたグルメ雑誌の誌面もありました。
雑誌の写真も撮っていらっしゃるということは、知らず知らずのうちに孝幸さんの写真を見ているのかもしれませんね。
最後はおなじみ、藤倉英幸さんのコーナー。
常々展示されている北海道の風景をはり絵・切り絵で表した作品のほか、英幸さんが切り絵を始めたばかりの頃の作品もあり、いつもとちょっと違う作風も感じられました。
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こうして3人の作品を拝見すると、手法や作風は全く違うものの、3人とも故郷である北海道へのこだわり・愛を持っていることが伝わってきました。
北海道を愛し、表現している3人に、同じ道民として作品を通してとても共感できる、そんな展覧会です。