Brand New Saturday 2021.10.23

*放送後記*

今日は小林愛菜が中継をお届けしました!

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★ファクトリーアウトレットマルシェ

@ルピシアグルマンニセコ工場★

今日のファクトリーアウトレットマルシェには、

いつもと違うブースが…。

「ルピシア謹製元町カレー」初登場です!

植松シェフがコトコト煮込んで作ったビーフカレー。

菊芋が入っているほか、伊達産の甘~い玉ねぎが入っているので

甘いけどスパイシーな味わいなんだとか。

お鍋やタッパーなど容器を持参すると、

シェフ自らよそってくださいます。

ニセコのおいしい新米とあわせれば、

ご自宅でレストランの味が楽しめますね♪

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もちろんカレー以外にも、お弁当やサンドイッチ、

お菓子に焼き立てパン、冷凍食品など、

今日もお買い得がたくさんのマルシェでした◎

来週のマルシェは、ハッピーハロウィン!

仮装してきてくれたお子さまに

お菓子のプレゼントがあるそうです。

来週もぜひご家族皆さんで早起きをして

マルシェ会場にお越しください(^^)/

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★赤い靴公園★

Brand New Saturday初、留寿都村からの中継でした!

今朝の留寿都村はなんと…、雪!!

雪といっても、まだプラスの気温ですから

水分いっぱいの重た~い雪です。

今シーズン初、雪の中での冷たい中継になりました。

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実は留寿都村、かの有名な童謡

「赤い靴」の舞台だと言われています。

明治38年に函館に渡ってきた

岩崎かよさんと娘のきみさん。

かよさんは当時留寿都村に開かれた「平民農場」で

鈴木志郎さんと出会い、結婚します。

厳しい開拓地へ娘を連れていけなかったかよさんは、

函館のアメリカ人宣教師夫妻のもとへ

きみさんを預けました。

その後平民農場は厳しい気候や度重なる災害によって

明治40年に閉鎖。

鈴木夫妻は札幌に出て暮らすことになるのですが、

その時ひとつ屋根の下で一緒に過ごしていたのが

野口雨情一家。

かよさんは、娘のきみさんが宣教師夫妻と

アメリカに渡ったと思っており、

その悲痛な境遇を野口夫人に話していました。

後にその話を野口雨情さんが

童謡「赤い靴」としてしたためたんだとか。

しかし、実際にはきみさんは渡米していなかったことが

のちに判明しています。

きみさんの妹にあたる、鈴木夫妻の娘さんが

昭和48年、童謡「赤い靴」のモデルは

実の姉であると新聞に投書。

そこから報道機関の協力で捜査が進められた結果、

きみさんは病のために渡航せず、

明治44年に東京で9歳の命を終えていたことがわかりました。

残念ながら、母と娘が再会を果たすことはできませんでしたが、

かよさんがきみさんへの思いを口にし、

その思いを野口雨情さんが童謡という形にしたことで、

母娘の思いはいつまでも語り継がれることとなりました。

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赤い靴公園には、そんな童謡「赤い靴」をイメージした

「母思像」という銅像が建てられています。

岩に腰かけた少女が、じっと遠くを見つめている像です。

その視線には、遠くの母を思う心が表れています。

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童謡「赤い靴」については諸説あり、

日本のあちこちに女の子の像が建てられています。

昔のことなのではっきりしないことも多いのでしょうけれど、

当時は苦しい開拓生活を送っていらっしゃった方がたくさんおり、

同じような境遇をたどった母娘が多かったのでしょうね。

このニセコエリアも、そうした苦しい思いをしながら

開拓を進めてくれた先人たち一人ひとりの人生があって、

今があります。

赤い靴公園は小さな公園ではありますが、

そのような由来をイメージしながら銅像を眺めると

非常に心が洗われます。

ドライブの途中など、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?