2016年1月22日に開催されました、平成27年度 第4回ラジオニセコ番組審議会議事録を公開いたします。
別紙 番組審議会議事録
Ⅰ.開催年月日
平成28年1月22日
Ⅱ.開催場所
ラジオニセコ放送局 北海道虻田郡ニセコ町字中央通33番地
Ⅲ.委員の出席
委員の総数 6名
出席委員数 4名
出席委員の氏名
小貫 理 (おぬき おさむ)氏
田邊 裕二 (たなべ ゆうじ)氏
坪井 訓 (つぼい さとし)氏
望月 岳志 (もちづき たけし)氏
欠席委員の氏名
高山 真澄 (たかやま ますみ)氏
中西 貴子 (なかにし たかこ)氏
放送事業者側の出席者名
㈱ニセコリゾート観光協会 代表取締役 鎌田 克己
ニセコ町副町長 林 知已
ラジオニセコ放送局長 宮川 博之
ラジオニセコ放送局員 三宅 彩子
ラジオニセコ放送局員 竹内 祥子
Ⅳ.議 題
1.ラジオニセコより報告
ア.番組内容について
『ニセコブリーズ』(平成27年12月11日、12日放送分)
『ニセコモーニング』(平成27年12月18日放送分)
『Kira綺羅NISEKO』(平成27年12月23日放送分)
2.審議委員より報告に対するご意見
3.その他、意見交換
4.閉会
Ⅴ.議事の概要
- 平成27年10月~12月 放送番組について
- ニセコモーニング 担当 三宅彩子
- Kira綺羅NISEKO 担当 竹内祥子
- Niseko Breeze 担当 三宅彩子
- Niseko Radio Cafe 担当 竹内祥子
- Niseko Weekend Plus 担当 竹内祥子、ボランティアパーソナリティーの皆さん
- フライデー・サタデー オープンスタジオ 担当 ボランティアパーソナリティーの皆さん
- Find Your Music 週15番組を放送中。
- DJ762 制作 三角山放送局 週10番組 前回と変更なし。
- 音楽再生番組 Niseko Music Train、Niseko Weekend Radio、Niseko Juke Box
※平成28年1月よりシフトにより、週休2日、週休1日の持ち回りにて担当。
- 審議委員からの意見
- 審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置
- 審議機関の答申又は意見の概要の公表
ア.番組報告について
審議員より)
・今回の期間に関しては悪くなかった。少し慣れてきたのか、読み間違いも少なくなってきている。
・ニュースの拾い読みの際に、ニセコ関連のニュースを読み逃すことがある。
以前、地元出身の倶知安高校の生徒が表彰されている記事が、読まれなかったことがあった。新聞に載っているのに読まれないのは、何か恣意的なものが働いているのではないかと思う人もいる。地元出身のスタッフがいれば、そういったことが回避できるのかと思っていたが、退職されたようで残念だ。
当方より)
⇒目立つ記事、例えば同じニセコエリアでも、最近はヒラフ地区の話題が大きく載るのでどうしてもそちらに目を惹かれがち。今後は注意したい。
審議員)
・確かに、どこまで『ニセエリア』とするのかと言われると難しい問題だが、倶知安町ヒラフ地区の記事ばかりを採り上げると、ニセコ町のラジオ局なのに、なぜヒラフの記事ばかり読むのかという方もいる。
・この意見は今回提示された番組に関するものではなく、あくまでより良い番組制作を目的に参考としていただきたい。
審議員)
・いつも自分の会社の宣伝をしてもらっているので、有難いと思う。
・年末の特別番組についても、非常に楽しく聞かせてもらった。先日、商工会青年部の方から、今後も年に数回の出演をしたいという意見があった。
審議員)
・ボランティアパーソナリティーが辞めるなど、減少傾向にあるということだが、確かに毎週の出演だときつい。
自分のように自宅で録音できる人は良いが、他の人にとっては毎回生放送だと負担が大きいのかも知れない。
当方)
⇒開局4年目を迎え、ボランティアパーソナリティー離れなどの問題がある。
ニセコは季節的な雇用があり、例えば農業をされている方は、夏は農業で忙しく冬は町外へ出ていくので、時期によっては出演が出来ないこともある。確かに、ボランティアパーソナリティーが急遽出演出来なくなった場合、その穴埋めを当方ですることは可能だが、収録素材等を利用することも検討していきたい。
いずれにしても、今後ボランティアパーソナリティーを増やし、町民参加を維持したい。
審議員)
・ボランティアパーソナリティーが複数名で出演出来るなど、出演条件を緩和すれば、もっと町民の方も出やすくなるのでは?
当方)
⇒今後は出演条件を緩和していきたいが、複数名での出演は、リスナーが置いてけぼりになってしまう懸念がある。そのような状況は避けたい。
審議員)
・とはいっても、やっぱり知り合いが出ていると聴く。コミュニティFMでは、そういった聴き方の方がむしろ自然だと思われる。
審議員)
・『みんなのあそぶっく』のコーナーの様に、複数名でチームを組み、週替わりで出演するなどして、ボランティアパーソナリティーの負担を軽減してはどうか?
当方)
⇒検討したい。
審議員)
・朝の放送は、番組改編当初よりも慣れてきて落ち着いてきたようだ。また、午後の放送はテンポ良く、若々しく、聴きやすい放送になっていると思う。
・年末のラジオドラマの放送が楽しかった。
・午後の番組の定番コーナーである『ニセコ駐在所よろず日誌』は、上野所長がまさに今、ニセコで起こっている話をしてくれるので、とても身近に感じられて良いと思う。
・ニセコ高校生も番組に何度か出演しているが、高校生だけでなく、小中学校にも声をかけて、地元の人がもっと出演出来るようにしたら良いと思う。
林副町長)
・先程、ボランティアパーソナリティーが減少傾向にあるとの話が出たが、今現在、新たにボランティアパーソナリティーをやりたいという人はいるか?
当方)
⇒現時点では出ていない。これから何か企画を考えなければならない。
今後、4月からの番組改編も含め、スタッフと検討予定。
林副町長)
・ニセコ観光圏は、ニセコ町が事務局となっているが、今後、民間企業を含め様々な事業を展開していく予定にある。例えば、今年3月には、地方創生の先行型、デジタルサイレージの導入をする予定。それにより、お天気・交通情報や観光情報・スキー場の情報などを見ることが出来る。ニセコ駅、道の駅ニセコびゅープラザにも設置される。ラジオのライバルになり得る。情報共有を含めて、このデジタルサイレージとの連携をどうしていくのか、考えていく必要がある。
・今後、ニセコ町の商工観光課とラジオニセコとで、情報の取り扱いについて打ち合わせしたほうが良いのではないか。
当方)
⇒ニセコエリアの情報収集拠点があれば良いのだが、現状はバラバラであり、様々な場所からの情報発信となっている。今後どのような対応が必要なのかを含め検討したい。
審議員)
・午後番組の交通情報として、ニセコ町のデマンドバス(にこっとバス)の予約状況を案内しているが、いつも予約でいっぱいというアナウンス。もう少し工夫が必要だと思う。
当方)
⇒確かに予約状況はいつもいっぱい。本当は、1週間前の予約状況をお伝えできれば良いのだが、常に、翌日、翌々日までびっしり予約が入っている。
審議員)
・それは、どちらかというとデマンドバス自体の問題では?
林副町長)
・デマンドバスは、ある程度時間の幅を持ち、みんなが拾い合って乗せるような形が望ましい。今年は学生のリフト券が格安に買えるようになったので、利用客が増えている。
・デマンドバスは、時間に余裕のある使い方が共通認識になれば、乗り合いなどにより利用者を増やすことが出来る。
審議員)
・デマンドバスの利用方法など、基本的な考えが固まり次第、その内容についてもラジオでご案内するといいのでは?
・今年から始まった周遊バスも、もっと周知できれば利用してもらえると思う。
当方)
⇒検討します。
審議員)
・その他の点で気になることと言えば、イーライセンスの問題は影響ないのか?
当方)
⇒北海道はJCBAが窓口として対応しているので、静観している。
当方)
⇒先般、ラジオニセコに対するご意見を伺うため、ニセコ全町民に対して広報誌の折り込みにアンケートを加えた。現時点では、一通しか返ってきていないが、やはり、届くものは批判的な内容のものが多く、『ラジオを聞かなくても解る情報ばかりで、聴く価値がない』とのコメントがあった。確かに今の時代は、インターネットでお天気予報・交通情報等を見ることが出来るので、ラジオを聴かなくても良いのは理解出来る。真摯に受け止めて、対応していきたい。
審議員)
・情報の量よりも、娯楽の部分を重視していったら良いのでは?
情報ばかり詰め込むよりも、多少バラエティーのところもないと面白みが無い。音楽をかけるのも良いと思う。
審議員)
・インターネットビューの件数など、ラジオニセコがどう見られているか、客観的に見れるデータは無いか。
当方)
⇒インターネット上で、ラジオニセコへのアクセス件数やツィッターの内容などを見ることが出来る。
審議員)
・ラジオニセコにアクセスする人は、どのような人・内容が多いですか?
当方)
⇒アクセスは海外の方も増えている。アーティストの方が、自分の曲をPRしてくることも多い。フェイスブックを利用している方は、年々増えてきている。
審議員)
・ラジオニセコホームページの内容が、未だに古いままになっているので、これも改善した方が良い。または、フェイスブックに集約してはどうか。
当方)
⇒ホームページについては、現在改善を図るべくホームページ作成会社と調整を進めており、4月には間に合わせるようにしたい。
審議員)
・先程、情報ばかりだと面白くないという話、あるいは投書での意見があったが、ラジオはやはり、МCやコーナーとコーナーのつなぎのトークに、人間味や温かみが出ると思う。そういうところを重視していけば良いのでは?またはゲスト出演を増やすなども良いと思う。
当方)
⇒努力したい。
ゲスト出演を増やすという面では、朝の番組ではゲストにラジオ局まで来てもらうのは時間的に厳しいが、今行っている電話中継等を増やせたらと思う。キラキラニセコは、引き続きゲストを呼べるように頑張っていきたい。他局では、高校生が全て行うコーナーがあるところもあり、当局でも検討中。ニセコ高校だけではなく、地元の子が通う倶知安高校の子供へもその輪を広げていけたらと考えている。
審議員)
・高校生とニセコの子供たちの交流の場を、収録等の方法によりラジオで伝えられないか。以前、ニセコ高校の生徒が、ニセコの子供達にスノードーム作りを教えるというイベントがあった。
当方)
⇒スタッフの人数に限界があるため、こちらの番組放送時間との兼ね合いもあり、なかなか難しいが、前向きに対応したい。
審議員)
・録音で対応するというのはどうか?
当方)
⇒次年度どのくらいできるかわからないが、出来る限り対応したい。
そういう意味でも、収録作業をお手伝いいただけるボランティアを検討中。
審議員)
・以前行った神主さんに取材した際の放送も、10分ものでも30分くらい録音しないと使えない。そして、収録に行くと構えた声しか出さない、等々、難しさはある。
・ラジオに限らず、手間暇かけないと良いものはできないということ。現在、局長の方で、次年度の構想を色々練っているということなので、4月からの番組編成を楽しみにしている。
林副町長)
・希望として、子供たちが直接出演するような番組を考えたい。ニセコは現在子供が増えてきていて、非常に子育ての世界が動いている。何かこういった動きを伝えられる番組があれば良いと思う。
鎌田代表取締役社長)
・ラジオニセコとしても、皆さんのおっしゃる通り、外へ外へ出ていきたいが、現在の人員体制では厳しいものがある。悩ましいところだが、町の中によりラジオニセコが浸透していくために、今後も一歩ずつ頑張っていきたい。引き続きご意見を宜しくお願いしたい。
各種意見について回答できなかった点は、現在検討中。
公表の方法 【書面の備置、ホームページ掲載、番組内にて公表】
公表の内容 当議事録の内容
公表年月日 平成28年1月30日~2月29日まで
ラジオニセコにて掲示